ワクチン接種
→・5種:7種混合ワクチンからレプトスピラを除いたもの。
☆★☆★☆★☆★☆★☆ 大事なことは ☆★☆★☆★☆★☆★☆レプトスピラ感染症は、感染にねずみが関与していることから、頻繁にネズミが出る地域 ではない限り、省くことがある。 ・3種:接種後、一定期間あけてから、犬パルボウイルスワクチンのみを別に接種することが必要になる。 ・ワクチンを接種する目的:ワクチン接種で予防できる病気というのは、感染すると命にかかわるかもしれない恐ろしい病気。 これらの病気にかかってしまう前に、あらかじめワクチン接種をして、ワンちゃんの体の中に抵抗力をつけてお き、万一感染しても体を守り発症しないように、発症しても軽症で済むようにしておく。 ・子犬は、母親からの初乳を介して、母親の持つ免疫を譲り受ける。(→移行抗体) これは一時的なものでしかなく、有効な期間は、それぞれの病気によって異なり、徐々に効果はなくなる。 この移行抗体の効力が切れる時期が、病気に対する抵抗力が失われ、子犬にとっても大変危険な時期である。 ・移行抗体がまだ少し残っている時期にワクチンの接種をしても、十分な免疫を得ることができないので、より確実に免疫を作るために、 初回の接種の後、1回から2回の追加接種を行なう。 ・ワクチンの接種によって作られる免疫も一生続くものではないので、成犬になっても免疫力を維持するために、一般的に1年に1回の 追加接種をするほうが良い。 ・ペットホテルなど、多くの犬が集まる場所にワンちゃんを連れて行くことがある場合には、ワクチンの接種は必須!! ・ワクチン接種後は・・・ 免疫ができるまでの約数週間は、病気の動物に近づけないようにする。 激しい運動やシャンプーは控える。 接種反応がでることがあるので、注射部分の痛みや腫れ、元気や食欲がなくなる、顔や目が腫れるアレルギー反応がみられたら、 病院に相談する。 獣医師とよく話し合い、 愛犬に最適な接種方法を選び接種すること。 デス!! ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ジステンパー ジステンパーウイルスによって感染する。 感染力が強く、死亡率も非常に高い病気。 空気感染と、ジステンパーウイルスに感染した病犬から直接うつる場合がある。 1歳以下の子犬に発病することが多い。 治ってもいろいろな後遺症に悩まされる。 症状:発熱、食欲がなくなる、膿性の鼻汁、目ヤニ ↓ 呼吸器系、消化器系に広がる。(激しい咳、下痢、脱水など) ↓ てんかん様発作、後躯麻痺等の神経症状 ↓ 衰弱死に至る。 伝染性肝炎 アデノウイルス1型。 子犬では、突然死することもある。 症状:発熱、元気がなくなる、食欲がなくなる、嘔吐、下痢、扁桃腺のはれ、目が白く濁る。 アデノウイルス2型感染症 肺炎、扁桃炎など、呼吸器病を引き起こす。 パラインフルエンザ 単独での感染症よりも、アデノウイルスや細菌と混合感染して、気管支炎や肺炎、 または一般に「ケンネルコフ」と呼ばれる犬のカゼ症候群を引き起こす。 伝染力が非常に強く、病犬との接触や、咳やクシャミなどから空気感染を起こすこともある。 気管、気管炎、肺に炎症を起こし、激しい咳が特徴。 パルボウイルス パルボ(極小という意味)ウイルスによる急性伝染病。 チリやほこりに混じって長期間生存する、たいへん抵抗性の強いウイルス。 伝染性が強く、子犬の場合は特に症状が重く、死亡率も高い。 ・心筋型:母犬譲りの免疫のない子犬が突然死してしまう。 ・腸炎型:激しい下痢や嘔吐を特徴とする。 レプトスピラ 犬だけでなく、他の動物や人にも感染の可能性がある伝染病。 病原菌は、尿中に排泄され、この病犬の尿と接触することにより感染する。(ネズミの尿も感染源となる。) 代表的なのは、黄疸出血型とカニコーラ型。 手当が遅れると、尿毒症を起こし死に至る。 アウトドアで活動する犬ほど感染しやすいので、予防が大切。 ・黄疸出血型:黄疸、嘔吐、下痢、歯茎からの出血、血便などがみられうる。 ・カニコーラ型:嘔吐、下痢による脱水症状、体温の低下などがみられる。 コロナウイルス 犬コロナウイルスによる伝染病。 子犬の場合は、嘔吐と中~重度の水様性の下痢を引き起こす。 潜伏期は1~2日で、軽い胃腸炎の症状の後、多くは回復する。 感染した犬の便や尿に放出され、経口感染する。 パルボウイルスと混合感染すると、症状はいっそう重くなる。 コロナウイルスとパルボウイルスをいっしょに予防することが、たいへん重要。 |